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目の前に 居る
奏は 血を溢れさせながら 微笑んでいた
やがて 奏の 血が止まった頃には
俺の 顔も血だらけだった
奈義「は…はは…。 最低…。」
奏は 最後まで 最低
どうせなら 俺に 恨まれながら死んでよ
愛してる
なんて
大好き
なんて
最後に 言わないでよ
奏の 事
好きで 好きで
堪らないよ
奈義「奏ぇえっ!! 好きだよ… こんなにも 好きなのに……っ 奏!! 奏ぇっ!!」
泣きすぎて 顔が
グシャグシャだ
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