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「あー…知らないっけ…
握手っていって…佐助さん手を出して?」
佐助は首を傾げながらも差し出す
麻穂は差し出された手を握る
「佐助さん軽く握り返して」
『え?
こんな感じ?』
佐助は握り返す
麻穂はうんうんと頷く
「これが握手」
『こりゃ旦那には無理だね』
「え?」
『だってさぁ考えてもみな?
抱き締めただけで破廉恥って叫ぶんだよ?旦那は』
「あー…そうだね…
やってみる幸村?」
『某は…出来ませぬ…』
「じゃぁ仕方ないかぁ…
まぁよろしくね幸村」
麻穂は幸村に笑いかける
途端に真っ赤になる幸村
『あちゃぁ…
ほら旦那大将呼んでるよ』
『うっうむ』
幸村はすぐさま信玄の元へ
麻穂はぽかんと見ているだけだった
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