思いのカケラ

第２話

『幸村ようやった!!』

こうして甲斐と奥州の同盟が結ばれた
麻穂は政宗を見る

『Hey!』

｢…何か?｣

『名前教えろよ
俺は伊達政宗だ』

｢翰羽瀬麻穂です｣

『OK麻穂よろしくな』

｢こちらこそ｣

ペコリと一礼してから小十郎のもとへ

｢また手合わせして下さいね
片倉さん｣

『いつでもきなやってやるぜ麻穂』

小十郎は麻穂の頭を撫でる

『麻穂ちゃん置いてくよ』

｢待ってよ佐助さん｣

麻穂はふたりに一礼してから
佐助の後を追った
残されたふたりは…

『小十郎…麻穂は何者だ?』

『わかりませぬ…ただいやに強い…
ただ人を殺した事が無いようですね…
人を殺す事が出来れば…
政宗様と渡り合う事も出来るでしょう
もしかしたら政宗様が競り負けるやもしれません』

『～♪そんなに強いのか麻穂は』

『これで信長に対抗が出来ます』

ふたりは今後どう動くかを相談したがら自分達の城へ戻る

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