第4話

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「ただいま」 『待ってたぜ』 「政宗さんどうしたんですか?」 『瀬戸内に行きたくねぇか?』 「瀬戸内って…四国とかその辺りですよね?」 『流石麻穂良くわかってんな』 政宗は麻穂の頭を撫でる 麻穂はされるがまま 『で、独眼竜の旦那はなんで麻穂ちゃんを待ってたわけ?』 『一緒に瀬戸内に行かねぇか?』 「…あたしは別に良いですけど… 父上様は?」 『許可は貰ってるぜ』 「どうしようかな…」 麻穂は思わぬ政宗からの誘いに戸惑う 佐助はそれが判ったのか助け舟を出す 『行ってきたら? 西を見てくるのも悪く無いよ それに大将が許可してるなら良いんじゃない?』 「でも…仕事増えちゃうよ?」 『あのねぇ俺様がそれ位でへばると思う?』 「ううん思わない」 『でしょ? 俺様は大丈夫だから 麻穂ちゃんは行っておいで 因みに土産話待ってるからw』 「うんわかった ありがと佐助さん」 麻穂は佐助に飛び付く 佐助はそれを抱き止め頭を撫でる 『はいはい 行く時は右目の旦那の言う事を聞くんだよ? わかった?』 「片倉さんの?わかった」 『ん、なら良いよ 気を付けてね 独眼竜の旦那(黒笑)』 佐助は政宗に爽やか(黒い)笑みとオーラを放つ 『What?どうした?』 『麻穂ちゃんがケガしたら 武田の各武将が攻めてくるって思ってね』 『oh…I see 気を付ける』 政宗は若干佐助のオーラに圧されつつも頷く 麻穂は政宗に着いて館を出ていった 「行って来ます」 『『『行ってらっしゃい』』』 .
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