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「っ…」
眩しくなくなり目を開けた麻穂
辺り一面草原と化している
「どこだここ…
柚愛?」
麻穂の周りには誰もいない
時折上空の鳥が鳴くだけ
「まじで?」
麻穂は辺りを見渡しながら森に近づいていく
ゆっくりゆっくりと…
「わっ…っぶなぁ…」
何かに躓いた麻穂
くるりと振り返り何に躓いたかを確かめた
「死体?!
しかも…なんて時代遅れな…
え…何かの映画撮影だったりすんの?
んなわけ無いか…人の気配無いし…」
麻穂は死体に手を合わせてから立ち上がり更に歩みを進める
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