PROLOGUE

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このことはよく覚えていた。 母はその次の朝、俺と一緒に幼稚園まで歩いている途中に信号無視の車が二人のもとへやってきて母は俺を突き飛ばして、母は車に轢かれた。俺は無事に助かったけど母は即死だった。 「絆って人と人との強い結びつきってどんな風だろう」 セイジは母がいったことの意味が難しくて分からなかった。 「ああ!!ややこしい!!」 セイジは髪をぐしゃぐしゃにし、机にあった手紙を開封した。 「剛か  ん?新しいゲーム??パソコンで?…やってみるか」
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