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テーブルに座ったセイジはいつもどおりに夕食を食べ始めた
「セイジ!」
「ん?何?」
「学校から電話があったぞ!お前、授業中に本を読んでたそうだな」
「うっ・・・・・・ごめんよ!オヤジ!」
セイジは食べている途中に食べ物がのどに詰まって咳をした。
「はぁ!成績が悪かったら、お母さんが天国で泣くぞ!」
「大丈夫だよ!!オヤジ!」
「そうか。さて、本を読んでるというのはあの本か?」
オヤジは水が入ったコップを飲みながら言った。
「うん!ファンタジーズ5!!」
「それを言わなくても分かるよお母さんからもらった本やろ?」
「そうだよ!俺その本は宝物なんだから!!」
セイジは夕食を食べおわえ、父に向ってピースをした。
「はははは!それお母さんに似てるな!」
父は笑ってそういった。
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