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「まぢで?どんなふうに??」
「美紀(お母さん)は本が大好きでいっつも読書してな
俺がそんなに本が好きなの?って聞いたら、
美紀は俺に向かってピースして本は宝物なのって言ってたんだ。
美紀は恋愛小説とかミステリーとかいろいろなカテゴリの本をいっぱい持っていてその中で一番好きだった本がセイジが持っている「ドラゴンファンタジーズ5」なんだ。」
セイジは懐かしそうに話す父の顔を見て笑った。
「そうなんだ!母さんは俺と同じ本が好きだったんだ!!」
「そうだ!でも美紀は頭が優秀だったなぁ。セイジと違って」
父は嫌味っぽく言った。
「うるさいな!!しっかり授業を受けるってば!!」
セイジは自分の部屋に戻って行った。
その様子を見た父は笑って視線を棚の上にある母の写真を見て
微笑んてそう言った。
「美紀・・・セイジは美紀に似てきたな。」
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