PROLOGUE

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部屋に戻ったセイジは写真立てを持ちベットに転がり寝た。 写真には母がセイジを抱いている写真だったセイジは写真を見て、昔のことを蘇った。 セイジ…5才 「ママーこれ読んでー」 幼いセイジは「ドラゴンファンタジーズ5」の小説を母のもとに持ってきた。 「なぁに?またそれ読むの?」 「うん!ねっ!読んでー」 セイジはぴょんぴょん跳びながら母に言った。 「いいわよ。おとなしく寝るなら読んであげる」 母は微笑みその本をもった。 「わーい」 セイジ喜び母に抱きついた。 「何だ?セイジ!また小説か?その本には絵もなくて文ばっかりだぞ!!」 父はセイジにびっくりな顔を見せた。 「いいの!!ママは読むの上手だから僕は聞いてわくわくするの!」 「なら、パパが読んであげようか??」 父は笑いそう言った。
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