第一章~孤独~

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  少年は黒猫に駆け寄る。その後ろから、彼の友達とおぼしき数人の子供たちがついてきた。 黒猫はうんざりした様子で子供たちの方を見ると、歩調を早めた。 「どうしたの?」 友達は少年に訊ねる。 「みてよ! くろいネコだ!!」
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