序章 ~悪夢~

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  まるで時が停まったかのように、ゆっくりと【あいつ】らから離れていく。 それは一瞬のはずなのに、やけに長く感じた。 無数に輝く星が見え、それを綺麗だと思う余裕すらあった。 下を見る。自らが近づいているのに、地面の方がこちらにきている錯覚を覚えた。
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