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詩桜の体調の良い日はちょっと遠くまで遊びに行ったり、中野も誘って一緒に遊んだりした。
毎日を楽しく過ごしていた。
ある日詩桜は倒れ救急車で運ばれた。
そして詩桜の目が覚めると、手を握ったまま眠ってしまっている悠二とその隣で眠っている中野がいることに気づいた。
「…あれ?あたし……」
病室のドアが静かに開き母が病室へ入ってきた。
「明石くんと中野くんが救急車を呼んでくれたのよ」
母には悠二と付き合っていることは言ったし、反対もされた。
しかし、悠二は母に何回も言ってくれた。
詩桜と一緒にいたいんですって、母は涙を流してありがとう詩桜のことお願いねって言った。
悠二の指が少し動き悠二は目を覚ました。
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