友達

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だから自己紹介だけをすると彼は話をすすめてきた。 「詩桜ちゃんは彼氏いないの?」 「いっいないですよ!」 詩桜は焦った口調で答えた。 これまでに一度も付き合ったことはないし、異性と話すことはほとんどなかった。 そのせいか明石の事が気になってしょうがなかった。 「そっか、じゃあ今度遊ぼうね」 とだけ言って中野は店の奥へ入っていった。
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