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「なんなんよ!!初対面やのに失礼すぎやないか!!」
「本当だよ!音羽ちゃんが可哀相!!先生に言い付けちゃうよ」
「う…それは卑怯だよ九一」
「でも女の子に傷付けること言っちゃダメ。分かった栄太郎」
唇を尖らせてプイッとそっぽを向いてしまう
「え い た ろ う?」
「………分かったよ」
九一は音羽たちから見て背を向けている為どんな顔か栄太郎しか知らない
「九一怖ぇ」
「あのナリで俺より年上だからな」
「え!?」
晋作の言葉に音羽が予想通りの反応。九一は慣れてるのかケラケラ笑ってる
「この口調だし仕方がないよね~。あー面白い」
「うちと同い年かと思ってた」
「逆にいくつ?13?14かな?」
「16」
………………
「おかしいな。もう一回」
「せやから!16や!」
俊輔以外の全員、固まった。九一同様に音羽は幼い。栄太郎が言った13、14歳くらいだ
「色気ないね。胸もないし」
「はぁ!?」
「ペッタンじゃん。洗濯板じゃなくてまな板」
九一に言われたばかりと言うのに栄太郎は傷付くことを言っていく
「――っの馬鹿ヤロォォォォオ!!!!」
「っ!!?」
栄太郎の股間を蹴り上げ来た道を戻って小さくなる音羽
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