11人が本棚に入れています
本棚に追加
さて、とりあえず学校についたものの・・・
学校の時計の短針はすでに8を指していた。
「ゲッ!やばいじゃん!」
すると、いかにも天然ドジっ娘ならぬ勢いで
下駄箱らしきところから出てきた少女(?)が
目の前でコケやがった
「いてててて・・・」
一応大丈夫か声をかけてみた
「あの、大丈夫ですか?」
「え?あ?あたし?え、えぇ、大丈夫よ」
なんなんだろうか、急に姿勢をただし
どこから出てきたのか
メガネをいかにもそうにかけた
「それより君、もう8時過ぎてますよ。早く体育館に入りなさい。」
「はぁ、わかりました」
と、わけのわからぬまま駆け足で体育館へ行く
するとやっぱり入学式はすでに始まっていた
すみませんと頭を下げながら行くと
「おい健太、こっちだ 早くしろ」
との声、その声の方をみると
小学2年生のときから
ほとんど同じクラスだった、
(まぁいわゆる、幼馴染の腐れ縁だ)
板橋恭祐(イタバシキョウスケ)が手でこまねいている
「お、おう すまね」
近づくと板橋の隣の席が空いてるではないか
「もしかして・・・俺、お前の隣なのか?」
「おうよ!」
と板橋は胸を張った
最初のコメントを投稿しよう!