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「とにかく、遥ちゃんは早く学校に行きなさい! 遅刻しちゃうだろ?」
「はいはい……。 じゃあね、ニートのトウマお兄ちゃん!」
バタン!
幼女が消えた。 再び安息の時を迎える僕。
毎朝こんな感じだ。 遥ちゃんが朝早くに起こしにくるから寝不足にならないように早く寝なくちゃいけない。 まぁそれが普通なんだけどね。
しばらく暇つぶしにテレビを見ていたがすぐに飽きた。 朝やってるテレビってつまらなすぎる。
退屈しながらニュース番組をみていると、外から声がしてきた。
「はぁ、またあの人か……」
僕は窓を開け、ある人物に声をかけた。
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