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「スノウ…どこから逃げてきたかわかる??」
「丸いとこ…すっごく大きくて台が4つあった…そこの地下から」
「ありがとう♪」
リーシャはスノウの頭を笑顔で撫でる。そんなリーシャをスノウは不思議そうに見上げる
「あなたはいったい何者なの??」
「私??私はあなたが嫌いな人間
でも1つ違うのはあなたたちの味方だってこと♪」
「なんで??あなたは人間なんでしょ??どうして魔物と一緒にいるの??
あなたたちだってどうして人間なんかといるの??」
そんなスノウの問いに3人は笑顔で顔を見合わせる。
「我は主にこの命が尽きるまで一生、主に仕えると誓ったからだ」
フラッドがリーシャの横に歩きながら言った。その表情はすごく誇らしげに見えた。
「僕も昔…君みたいにリーシャに助けてもらったんだ。
リーシャは命の恩人。僕もリーシャにもらったこの命でリーシャを守ると心に誓ったから」
そしてネロもリーシャの隣につく、リーシャはゆっくりと立ち上がってスノウを真っすぐ見た。
「私はこの2人が好きだから、大好きだから一緒にいるのそれ以外の何でもないわ」
そんなリーシャの言葉にスノウはポカンと口を開けて見上げる。
「フラッド!!ネロ!!
学園に囚われてる魔物たちを助けにいくわよっ!!!!」
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