プロローグ

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ハルヒが妙な団,すなわちSOS団を北高に立ててから消失やら暴走やら分裂やらをしていつの間にかついに俺も高校から卒業することになり,あっという間だったなぁ,とか楽しかったなぁ,とか色々考えることもあったんだろうがそんな暇をハルヒが与えるはずもなく,卒業したはずの高校に例の坂を登り向かう俺なのだが。 珍しく長門と鉢合わせになり,今一緒に坂を登っているのである。 この三年間のすべての話をしたいところだがそれはまた置いておくことにして今回はこんな話である。
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