「それで、肉は捕まえられたの?」
俺の何気ない質問は、聞いてはいけないタブーのようで、俺に向けて鋭い殺気が飛ぶ。
「それって、嫌味?
どうせ捕れなかったし。」
そりゃ、この殺気のせいだよ。こんな殺気出してたら、トロールでも早々逃げ出すわ。
えぇ、本人には言えませんよ。
ただ
「 そんな日もあるよね」
とだけ答えるとアンジェリカからの殺気も収まった。
「それにしてもあんた本当に美味しそうね。食べちゃいたいくらい」
アンジェリカはタケの首筋を触りながら、ウットリした表情で話す。
食べてくださいと言いそうになるタケの頭を叩き、正気に戻す。
気持ちはわかるが、文字どうり喰われるぞ。
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