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リオンはぼーっとして街を歩いていると後ろから誰かがぶつかってきた
ドスッ!
リオン「ぃでっ!!」
「キャア」
リオンは背中に痛みを感じながら後ろを見た
「ご、ごめんなさい、急いでて―――」
美人な女の子がいた
男ならほっとかない顔立ちだ
「おい、ただちょっと遊ぼうぜって声かけただけだぞ~逃げんなよ」
いかにもがらの悪そうな男が二人歩いてきた
「お、お断りしたはずです!」
「おいおい、俺達の誘いを断るとはどういうことか分かってんのか~」
一人の男が彼女の腕を掴んだ
「ぃや、やめて下さい!!」
リオンは彼女の腕を掴んでいる男の手首を掴んだ
リオン「手」
「あ?なんだガキが」
リオン「手、離しなよ」
リオンは掴んでいる手首に力を入れた
「つっ!!」
男はとっさに手を離した
「ガキが!!調子こいてんじゃねーよ!!」
男達は腰につけていた剣を鞘からぬいた
「あ、危ないですよ!」
彼女は怯えた声で言った
リオン「少し下がってて」
リオンはそう言って切りかかってくる男達を見た
「オラァッ!!」
とっさに彼女は目をとじた
再び目を開けた時には男達は止まっていた
リオンは男達の後ろにいて首を
トンッと叩いた
その瞬間男達は地面に倒れた
リオンの手はバチバチと音がして電気がはしっていた
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