1章

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リオンはぼーっとして街を歩いていると後ろから誰かがぶつかってきた ドスッ! リオン「ぃでっ!!」 「キャア」 リオンは背中に痛みを感じながら後ろを見た 「ご、ごめんなさい、急いでて―――」 美人な女の子がいた 男ならほっとかない顔立ちだ 「おい、ただちょっと遊ぼうぜって声かけただけだぞ~逃げんなよ」 いかにもがらの悪そうな男が二人歩いてきた 「お、お断りしたはずです!」 「おいおい、俺達の誘いを断るとはどういうことか分かってんのか~」 一人の男が彼女の腕を掴んだ 「ぃや、やめて下さい!!」 リオンは彼女の腕を掴んでいる男の手首を掴んだ リオン「手」 「あ?なんだガキが」 リオン「手、離しなよ」 リオンは掴んでいる手首に力を入れた 「つっ!!」 男はとっさに手を離した 「ガキが!!調子こいてんじゃねーよ!!」 男達は腰につけていた剣を鞘からぬいた 「あ、危ないですよ!」 彼女は怯えた声で言った リオン「少し下がってて」 リオンはそう言って切りかかってくる男達を見た 「オラァッ!!」 とっさに彼女は目をとじた 再び目を開けた時には男達は止まっていた リオンは男達の後ろにいて首を トンッと叩いた その瞬間男達は地面に倒れた リオンの手はバチバチと音がして電気がはしっていた
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