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ケイン「ハァ、ハァ…………」
辺りは静まり返った
愛「…………ケイン…君……」
愛は枯れそうな声でケインを呼んだ
ケインは愛の方へ振り返った
ケイン「……くそっ!」
近くにあった木を何度も叩いた
愛「…っ!…やめて……」
愛は静かに涙を流した
ケイン「先生…俺のせいで……俺のせいでこんな目に合わせて……!」
愛「…私は…大丈夫だから……お願いだから…自分をせめないで………」
愛は一生懸命唇を擦っていた
ケインは愛の前でしゃがみ込み
唇を擦っていた手を掴んだ
愛「…えっ………」
そして唇を重ねた
ケイン「俺が…俺があいつのキスなんて消してやる」
ケインは何度も深く唇を重ねた
愛は涙を流しながら答えていた
ケイン「…愛………好きだ………」
愛「…私も…ケインが大好き…」
深く何度も唇を重ねあった
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