5章

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ケイン「ハァ、ハァ…………」 辺りは静まり返った 愛「…………ケイン…君……」 愛は枯れそうな声でケインを呼んだ ケインは愛の方へ振り返った ケイン「……くそっ!」 近くにあった木を何度も叩いた 愛「…っ!…やめて……」 愛は静かに涙を流した ケイン「先生…俺のせいで……俺のせいでこんな目に合わせて……!」 愛「…私は…大丈夫だから……お願いだから…自分をせめないで………」 愛は一生懸命唇を擦っていた ケインは愛の前でしゃがみ込み 唇を擦っていた手を掴んだ 愛「…えっ………」 そして唇を重ねた ケイン「俺が…俺があいつのキスなんて消してやる」 ケインは何度も深く唇を重ねた 愛は涙を流しながら答えていた ケイン「…愛………好きだ………」 愛「…私も…ケインが大好き…」 深く何度も唇を重ねあった
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