事故

9/17
前へ
/92ページ
次へ
零『・・・・協力・・・・・』 ?『・・・・うん・・・・・』 零『・・・協力?』 ?『うん』 零『・・・・・・何の?』 見事に弾んだ声は消え、ぽつぽつと会話が続く。でも私の一言で向こうの声がまた弾んだ。 ?『それはねっ、助けて欲しいんだ。』 零『・・・誰を?』 ?『えっとね・・・っと!それはまだ言えないんだよ。ごめんね~』 【・・・軽く馬鹿にしてるよね?】 私はその条件をのむか考えていた。 ?『あ、あとさぁ―。大事な事言うの忘れてた。』 零『…………ん?』 その言葉で考えるのを止めた私は声に意識を傾けた。 声は今度は今の状況を楽しむかのように明るい声で言った。
/92ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加