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「お待たせしました‥、!すばるくんっ?」
丸の具合、俺のせいで上がってもうた‥どないしよどないしよ
まずいお粥なんか食わしたから‥。
「‥…ん‥、ぅ‥」
「なんで泣いとるの?どっか痛い?」
「ちゃう‥丸、お粥まずかったやろ…?やからトイレ…」
すると丸はニッコリ笑った。
「ちゃうんです。只単に具合が悪いんです。すばるくんのお粥、おいしいですよ。けど僕が元気になったらまた作って下さい」
丸は俺の涙を親指で拭ってほっぺにキスをした。
「ほんまはいっぱい愛したいんやけどすばるくんの身体は大切やから。ハイ、マスクして下さい。」
…丸、早く元気になって。俺を抱いて。
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