―ひと昔の思い出―

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ライトは驚きを隠せない 「こいつは…」 前の世界、二年前の世界でいたカオスの軍勢、イミテーションだった 「イクゾ…」 イミテーションはライトとそっくりな姿をしており、瓜二つである ライトは剣を顔の前に掲げ、呟く 「どんなものが相手だろうが自分の道を貫くのみ!」 ライトはイミテーションに向かって剣を構え走る。 イミテーションは盾を前に出し、光の波動がライトに向かって伸びる ライトは素早く横に回避し、隙をみて剣を地面から上に切り上げるように振り抜く 「走れ!光よ!!」 イミテーションに巨大な光の柱が追尾し、直撃する イミテーションは倒れ、粒子になり消え去った。 イミテーションが居なくなり、辺りの森が静まり返る。 ライトは剣と盾をしまう クリスタルを取り出し、見つめる 「私は立ち止まるわけにはいかないのだ…」 ライトはクリスタルをしまい、道を歩き続けた。
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