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──た
────しょうた
誰だお前?
頭の中にいつもの声がする、俺は決まったかのようにそいつに問いかけをする。
そいつも決まったかのように口を開けるいつもこいつの顔は見えない今日こそ正体を突き止めようと近づいた。
誰かが思いっきりカーテンを開ける
眩しい光が立ち込める。
結局また正体は掴めなかった・・・・そしてまだ眠い。
「ほら 翔太時間よ!早く起きないと、遅刻するわよ」
朝は苦手だ…どうせなら休みたいが、休むとあいつが飛んでくるだろうな、仕方なく俺は重い体を持ち上げる。
「ふぁい~今起きるよぅ」
ベッドから起き上がり俺はダラダラと支度を済ませリビングへ向かう。
リビングにはお決まりの食事が用意されている、時間もないが腹が減ってるので取り合えず平らげる。
「うめ~~~!!!」
母ちゃんの料理は毎朝うめぇな!
そして俺はガッツいて食べた為か、食べ物が、四方八方へ 飛び散った」
「兄貴!超 汚いんだけど!!!朝ご飯がまずくなる!!飛び散らせ過ぎ!」
「なんだと!兄貴に向かって『超汚いんだけど』とか
ありえなくなくない!?」
「クスッ、あんたたち、朝からコントやってないで、さっさといきなさい、遅刻するわよ」
時間を見ると8時前だった、さすがにこれはやばい。
「げっ!遅刻するじゃねぇか!!!!いってきま~す」
「いってらっしゃい」
俺は、勢いよくドアを開けて家を飛び出た
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