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「荷物は?」
辺りが明るくなるまで車を走らせ続けた彼が聞いてきた
彼に引き合わせてくれた先輩の家に寄り、荷物を持って出てきた私に彼は優しく手招きしてくれた
「夏休みの間だけだぞ! 義務教育だけは終わらせとけ!」
頭に手を乗せ、前を向いた
万年床・ポルノ雑誌・脱ぎ捨てた服・山盛りな灰皿にビールの空き缶などなど
「いつも日曜に片付けんだ。俺は普通の男だぞ。いつ襲いかかるかわかんねぇぞ。イヤなら…」
言いながら窓を開け、布団を干した
帰りたくない
だけど…
「どうする?帰るか?」
首を横に振った
「布団…1つしかないぞ! いいんか? まさか… そこまでネンネじゃねぇよな😓」
あたし…
今夜…
襲われちゃうかな
とにかく買い物に行くことにした
文字通り何もない部屋
料理はしないと言うよりできないらしい
「調味料?まな板に包丁… 鍋とフライパン😓くぅっ😣かかるなぁ😣」
彼の言葉に炊飯器もとは言えなかった
食材も野菜やパンなどとインスタントラーメンを買い、帰って直ぐに作った
が…
丼などどこにもない😓
仕方なく、鍋のまま交互にすすって食べた
昨夜殆ど寝ていない2人は食後に陽向の匂いのする布団で爆睡していた
あっ😌見た目より逞しい腕❤
痺れたりしないのかなぁ😓
「んー よく寝たぁ!」
あっ😌
こんな近くに顔が😌
見つめないで😌恥ずかしい💦
どうしたらいいの?
「ヤッベ!トイレ!!」
トイレのドアも閉めずに彼は続けた
「朝は7時起き、7時半には家を出るから。帰りはだいたい6時頃かな。その間は好きにしててかまわないよ!」
そうかぁ😌働いてるって言ってたもんね
こうして 彼との同棲が始まった
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