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クラスの自己紹介も終えたが、怜羽は顔をあげることは出来なかった
蒼空がこっちを見ている気がする
自分自身、なぜこれ程までに動揺するのか、わからなかった
3年間という月日が、蒼空も怜羽も子供から大人に、かえてしまったようだ
だからなのだろうか…
社会人になった蒼空と、蒼空の目に写る、自分への印象とが気になり、やはり動揺は隠せなかった
そんな怜羽を、誰よりも心配で、複雑な気持ちで、見つめる視線にも気づかずに……………………
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