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怜羽が座ると同時に、前の席にすわる、橋本が手をあげる
し『すみません』
俺はすこし、びくっとしたが、平気なふりをして橋本に問いかける
蒼『橋本、どうした?』
橋本は怜羽をチラッとみて、俺や回りを見渡した
し『怜羽は極度の人見知りで、今は緊張から動揺していますが、慣れると普通なので、皆仲良くしてあげてね』
橋本は何かを感じ取ったんだろう
今まで、彼女は怜羽を側で守っていてくれたのかもしれない
怜羽は小さい頃から消極的で、俺が守らないとすぐ泣くような女の子だった
今は、その役目を、橋本がやってくれているのであろう
明るい性格と積極的だと彼女の内申にかいてあった
なんとかごまかせたのかもしれない
そして、自己紹介もなんとか終わり、始業式の為移動時間となった
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