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始業式が終わり、各自教室へと足を運ぶ
皆、蒼空の話でもりあがっているようだ
まだ大学卒業したてで、3年生から見れば、5才しか離れていない
誰もが目を惹く容姿、背も高く、一言でいうと
かっこいい
それしか言えない
話すだけでわかるような、物腰低く、柔らかい印象で、優しく、でも凛々しく女子生徒の憧れそのもの
新任あいさつの時の回りのザワツキにも納得した
ただ怜羽は、大好きなお兄ちゃんのイメージがなくなり、憧れの眼差しで見てしまうほど、大人になっており、やはり寂しいような複雑な思いでいっぱいだった
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