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帰りのHRが終わると同時に、蒼空の回りには女子生徒が集まり、怜羽はしずくと早足に教室を出た
結局、蒼空とは自己紹介以外話すことも、目を合わすことすらなかった
し『駅前のケーキ屋さんにいかない?3年間、同じクラス祝い?しようよ』
しずくが明るく怜羽に微笑む
自己紹介から様子のおかしい私を、気遣ってくれてる、と怜羽にはわかっていた
怜『あそこのケーキ久しぶりだね。』
怜羽も、笑顔で返す
絢『しずく、怜羽ちゃん、ちょっとまってー』
絢翔が早足でかけてきた
し『絢翔、何よ?今日は怜羽と2人でデートなのよ』
しずくの方が絢翔より強いのか
絢『怜羽ちゃん、邪魔してごめんね。なんか今日、泣きそうだったから気になって』
怜羽は目を見開き、絢翔をみる
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