我々に捧ぐ

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重心― 解像度に騙され 誤字脱字 キミと繋いだ一言の 16ビットの軋轢 車窓から見える景色は 嘘を付いて居ないか ガラスに切り張りされた 液晶ではないだろうか 石橋を叩き崩す勢いさ 液晶から注ぐ紫外線が 肌を焦がして やっと疑う体たらく さあ 僕は これからトンネルに入る キミと繋ぐ電波が 消滅しないだろうか 人駅毎に発信するアイデンティティー それにすがる僕の嘘みたいな嘘
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