母さんへ、

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母さんがなくなって丁度一年になった。 親族も全員きて法事をした。 さとにぃもそこにきていた。 「さとにぃいっこ聞いていい。」 「どうした?」 「どうして俺をバスケットボール部に誘ってきたの?」 「…だってそれは中学の時バスケやってただろ?部員は一人でも多い方がいいからな。」 「…でもなんか必死じゃなかった?」 「必死じゃねぇわ~」 笑いながらさとにぃは否定した。
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