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【非常口はいらない イヴァン】
知ってるよ
君達が僕を怖がってる事ぐらい
だって僕はそれだけの事を君らにしたんだから当然さ
別に気遣いなんていらない
所詮は非常口
すぐに消えてしまう
僕の本当のトビラなんて見付かりはしない
君はゆっくりと僕に背を向けて自然と
僕の存在すら忘れてトビラを閉めようとする
どうか振り向かないで
(振り向いて?)
手をさしのべないで
(さしのべて?)
心配なんてしないで
(心配して?)
気を使わないで
(気が付いて?)
僕がもっと傷付くから。
浮イテシマウ愛ナライラナイヨ
(居心地ノイイ愛ヲチョウダイ?)
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