第三章 ドンドルマの街

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ミル「えっ!?なんで?将軍ギザミの甲羅に斬りこめないなんて!」 みずき「ミル姉、どしたの?」 ミル「私が、闘ったことある将軍ギザミは甲羅にも斬りこむことができた。でも…。こいつ普通じゃない!」 みずき「えっ!?じゃぁ、みずきが強化する!」 みずきは、そう言うと狩猟笛を吹き出した。みずきの吹く狩猟笛からなんとも言えない笛の音色が放たれる。 みずき自身はもちろん、ミルもその音色で強化されていく。 ミル「みずき!ありがとう!これで弾かれることはないわ!」 ミルは、再び将軍ギザミの背後に回りこみ大剣を引き抜き甲羅に斬りつける。 バチバチっという音とともに甲羅が砕け散った。 将軍ギザミは、たまらず地面の中に潜っていく。 ミル「みずき!気をつけて!!奴は地面の中を移動して飛び出してくる!」 ミルは、みずきに的確に指示をだす。 みずき「地面の中!?あ!やばいあれかも!」 みずきは、地面に潜む将軍ギザミを発見した。そして、そこに向かって力いっぱい狩猟笛を叩きつけた。 地面に潜っていた将軍ギザミはたまらず飛び出した。 再び姿を現した将軍ギザミは新たな甲羅を身に付いていた。 みずき「あ~!新しい甲羅つけてる!!」 将軍ギザミは、地面の中から出てくるとみずきめがけて大きな鎌を広げて突進してきた! みずきは、いきなりの攻撃で一瞬怯む。その一瞬で将軍ギザミは目の前まで迫っていた。 ミル「みずき!よけて-!!」
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