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ちょうどそのころみずきの家では、
文「みずき~!起きなさい!」
みずき「まだ眠たいよ~。」
文「何言ってるの!早く起きて食事の準備手伝いなさい」
みずき「ふぁ~い。」
みずきは、しぶしぶ目をこすりながら起きた。
みずきは、着替えを済ませ雪山から流れて来る冷水で顔を洗う。毎度のことながら、とにかく冷たい。眠かった顔も一気に目が覚める。顔を洗い終えると台所へと向かった。
台所へ向かう途中に雪山が見える窓があり、そこから雪山を眺めた。
みずき「今日も、荒れてるな~。最近雪山が荒れてるから山菜採りにもいけない。ブツブツ…。」
みずきは、雪山へ両親と山菜採りに行くのが大好きである。雪山では雪山草という特産品があり、その特産品は村の商人な渡すと買い取ってくれるのだ。みずきの両親は、お小遣いをあげるかわりに自分で採った雪山草は商人に売り、そのお金は自分のものにしていいことにしている。だから、雪山に入れないことはみずきとってお小遣いがないことになる。
みずき「お母さん、おはよう。今日も雪山行けそうにないね。」
文「あら、みずきおはよう。そうね、みずきも雪山へずいぶん行ってないね~。今、お父さんが長老のところに行っているわ。この、雪山の異変について情報がないか聞きにね。」
みずきは、文の話しを聞きながら食事のしたくを手伝いはじめた。
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