第一章 出会い

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敏は、家に帰りながらなぜ長老は猫の足跡との関係を教えなかったのだろうと考えていた。 家につくと、文とみずきが食事のしたくを済ませて待っていた。 みずき「あ!お父さん、おかえりー!ねぇ、どうだった?長老なんかいってた?雪山いけそう?ねぇ、ねぇお父さん。」 みずきは、敏と文が話す隙もないくらいに敏に話しかける。 文「みずき、ちょっと少し落ち着きなさい。みずきがずっと話すからお父さん、何も言えないじゃない。」 みずき「だって~。」 文「で、どうだったの?」 敏は、長老との話しを食事しながら話した。 みずき「じゃ私は、まだいけないの?私も行きたい…。」 敏「みずき、今回は特別な依頼なんだ。それに、もしお父さん達が見たこと飛竜が現れたときみずきを守れないかもしれない。だから、留守番をしていてくれ。調査が終われば、長老が何か手をうつと思うからその後は、また山菜採りにいけるようになるさ。」 みずき「わかった。でも、調査終わったらすぐ帰って来てね。」 文「もちろんよ、調査だけだから夜には帰ってこれると思うわ。いい子にしててね。みずきの好物、ケルビの唐揚げを作ってあげるから。」 そう言って、食事を済ませた敏と文は調査の準備を始めた。しかし、調査といっても今回は危険が伴う調査であるため、飛竜夫婦を狩る時以上にアイテムポーチはいっぱいだった。 準備がすむと、敏と文は防具を身につけ武器を手に持った。 敏の武器はギアノスの素材を使用した狩猟笛で防具はリオレウス装備。 一方、文の武器はリオレイアの素材を使用した弓で防具もリオレイア装備だ。 夫婦ハンターらしい組み合わせである。 敏「じゃ行ってくる。」 文「みずき、何かあったら長老のところへ行きなさい。」 みずき「わかった。早く帰って来てね。」 敏と文は、雪山へと向かった。
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