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雪山へとつき2人は、調査を始めた。
敏「やはり何か変だな。いつもはいるポポやケルビが一匹もいない。」
文「そうね。とにかく山頂付近まで調査してみましょ。」
2人は、山頂のほうへと向かっていった。
一方そのころ。
団長???「やばいぞ!そっちに行ったぞ!」
団員???「なんて奴だ!この3日間全く怯まないとは!」
副団長???「とにかくコイツが村へ降りたら村は壊滅だ!長老が異変に気づき、手をうつまで足止めする。」
敏と文はまだこの怪物の存在を知らなかった。敏と文は、雪山の8合目あたりまできていた。
敏「おい、何かいるぞ。あの洞窟の中だ。」
敏は洞窟内に何かいることに気づき文にそっと話した。
文「ええ、何かいるわね。ゆっくり近づいてみましょう。」
近づいてみると、2人が見たことない飛竜であった。しかも、全身傷だらけで眠っていた。
文「見たことない飛竜ね。もしかしてコイツがベリオロス?」
敏「ああ、恐らくコイツがベリオロスだろう。この傷は、多分猫の足跡の人達がつけたものだろう。しかし、それだけではない。」
文「そうみたいね。どう考えても人間がつけた傷じゃないものもあるわ。」
そう、ベリオロスの傷に牙で噛みちぎられたようなものがあったのだ。
と、その時ベリオロスが目を覚まし2人を睨みつけた。
敏「来るか!」
2人は、とっさに武器を構え臨戦態勢に入った。が、ベリオロスはピクリともしない、そしてそのまま目を閉じた。呼吸がないことから死に絶えたことがわかった。
文「ここまで逃げてきたのね。だけど治癒力より傷が大きかったので死んだようね。」
敏「ベリオロスは死んだ。なのになぜ雪山は荒れているんだ。そうか、ベリオロスに傷をつけたモンスターが原因なんだ。」
文「私もそう思うわ。それと、ベリオロスに傷つけるモンスターって!?」
敏「ああ、恐らく猫の足跡はその謎のモンスターと戦っているに違いない!もしかすると、長引いたせいで苦しい状況かもしれない。」
文「どうする?長老に知らせに行く?」
敏「いや、猫の足跡をサポートした方がいいかもしれん。今言ったように長引いたせいで状況が苦しく回復薬等のアイテムが尽きているかもしれんからな。」
文「そうね、じゃぁ急ぎましょう」
そう言って、2人は山頂を目指した。
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