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雪山山頂、3日前。
【猫の足跡】団長 花雪
「今回のベリオロスは、やけに鬼気迫るものがあるな。」
【猫の足跡】副団長 ヒテビル
「ああ、そうだな。何かに怯えたようにも感じるが」
【猫の足跡】隊長 トゥニー
「とにかく、さっさとコイツを片づけて帰ろうぜ!あー、早く温かい風呂に入りてー。」
3人は、もう何度もベリオロスの依頼をこなしており今回も本当ならすでに終わっていていいころだった。
しかし、今回のベリオロスは異常に強かった。
ベリオロス、飛竜種のモンスターで鋭い牙をもち長い尻尾をもつ。動きがとても早く、壁を利用しての攻撃は驚異である。最大の攻撃は竜巻状のブレスであり、目の前のものを吹き飛ばしてしまう。
花雪「もうそろそろ、足を引きずってもいいころなのだが」
トゥニー「引きずるどころか、さらに鬼気迫る感じるがする」
その時だった。
「ウゴゥーー!!」
すさまじい、轟音が鳴り響いた。一瞬、ベリオロスまでもが怯んだように見えた。その後、ベリオロスは敵を人間達ではなく謎の生物へと変えた。
ヒテビル「ティ!ティガレックス!!」
花雪「やばいな、一時退却だ!」
その瞬間、ベリオロスの最大攻撃竜巻状のブレスをティガレックスに向けて放った。
ブレスを受けたティガレックスは竜巻状の雪に飲み込まれ、あたり一面真っ白になった。
っとその瞬間、轟音が鳴り響いた。
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