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第三章 ドンドルマの街
みずきとミルは、ドンドルマの街を目指して歩いている。
ポッケ村からドンドルマの街までは、歩いてまる2日ほどかかる。ポポ車に乗って行けば1日とかからないが、長老から歩いていけと言われたのである。
みずき「なんでじいちゃんは、ポポ車使わせてくんないの~!」
ミル「歩いていけば、その間にもハンターとしての資質が磨かれるって言ってたわよ。まぁ、最後に小さい声で、”ポポ車は高い”って言ったのも聞こえてたけど」
みずき「じいちゃんのケチ-!!」
みずきとミルは、そんな愚痴をいいながドンドルマへ向かっていた。
歩くことまる1日。
みずき「ミル姉、そろそろ休もうよ~。」
ミル「う~ん。わかったわ。ならここで休もう」
みずきとミルは、簡易テントを張り休むことにした。
しかし、ポッケ村からまる1日歩いて移動したここは沼地という場所。
みずきとミルが休んでいるテントに近づく怪しげな影があった。
みずき「ねぇ、ミル姉。ミル姉はどうして猫の足跡に入るの?」
ミル「それはね。ちょっとまって!?外になんかいる!!」
みずき「え!?」
みずきとミルは、テントから飛び出し周りを確認する。
そこには、大きな鎌を両手にもつ巨大な蟹がいた!
そう、将軍ギザミである。
みずき「なにあれ!見たことない!ミル姉、あれって蟹?」
ミル「そうよ!蟹よ!でも、凶暴な蟹よ!みずきは、初めて見るかも知れないからいっとくけどあの巨大な鎌には気をつけて!!」
みずき「わかった。」
みずきとミルは、将軍ギザミに対して臨戦態勢に入る。
ミルの武器は、巨大な剣。大剣である。その大剣は、雷属性の剣でミルが構えるとバチバチと雷光を放っている。
ミル「みずき!行くよ!」
ミルは、みずきにそう言うと将軍ギザミに向かって行った。
ミルは、将軍ギザミの背後に回りこみ大剣を引き抜き斬りつけた!が、ミルの大剣は将軍ギザミの甲羅に弾かれる。
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