サヨサラと言わせて…

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「シシカ‥マル‥ お、 お前こそ 誰を待っているのか知らないが そんな所につっ立って いつからストーカーに なったんだ?」 これでも 平静を保ったつもり アタシの精一杯だった 「じゃあな‥お疲れ様。」 資料をきれいに揃え 持ち直し歩き出そうとしたら 「待てよ。 話がある。顔貸せよ」 は? いきなり手首を掴まれ 歩みを止められてしまった 「金ならないぞ。」 クスッ 「ばーか。違うし。 良いから入り口で待ってろよ。直ぐに行くから」 シカマルに笑われて アタシが間抜けな 事を言ったんだな‥と 気が付いた。 +
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