オヨゲタイヤキクン

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『僕が逃げたらオジサンどうするのかな?』 ボクハ ウミニ ニゲコンダノサ まだ太陽が昇らない時間に僕はカバン一つ持ち同室のヤツを買収して一人で[テッパン]から逃げた よし、気づかれていない このまま、皆が[ウミ]と呼ぶ町へ行こう 大丈夫、僕一人でも生きていける 一人で歩いて歩いて歩いて… 町についたのは夕方になっていた 「ついた…ココが…[ウミ]…」 初めて来た町 僕は意気込ん町に入った 「ナニ…、ここ…」 驚いた、僕が考えていた町とか全然違う あまりの光景にお腹がズシンと重くなった様に思える この広い町にはゴミが溢れ 酒に溺れた大人から子供が財布を盗み、 露出している桃色の服を着た女の人が男を店に入れようと手を降る そして僕が通り過ぎていくのを光の無い虚ろな目で見つめていた 少したつと今まで見たことのない光景に僕は恐怖よりも興味がわいた たった10歩、歩いただけで違う場面や話が見れる 毎日同じ事の繰り返しの僕にとって最高な刺激として僕の中に入ってくる
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