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「凄い盛り上がりだな。リオのカーニバルみてぇだ。」
見た事はねぇけど比喩的なイメージだぞ?
「慎也と姫は混ざってこなくて良いのぉ?」
一限目が始まるまで少し時間があるから、俺は慎也と美里と話している。
「俺があの中入ったら何されるかわかったもんじゃねぇよ…。」
「確かになっ。ま、俺様は混ざっても良いんだけど女子の睨みがどうも怖くてなぁ。」
「あは、なるほどね。女子から見たウチのクラスの男子…もうアウトオブ眼中だねっ。」
「流石に痛ぇよな、あれは。」
すると再び予鈴が響いてよぼよぼの国語教師が入場してきて授業がスタートした。
―――それにしても、転入生か…。何かを忘れた気がしてならねぇ。なんか嫌な胸騒ぎがしてんだけど…気のせいだよな、な!
それから暫くして国語教師のスリーピングボイスを当てられた俺は朝練の疲れを癒すために睡眠学習に突入した。
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