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「ま、俺様の人気が落ちるなんてねーけどなっ!それより部活行こうぜ。」
「了解。」
慎也の一人称は俺様だ。それを言っても違和感無いくらい男前なんだからムカつく。
俺たちの学校、青山高校は山の頂上にある。それほど高くない山だが、帰りの下り坂の途中には横道があってそこに野球場やサッカーグラウンドがある。
俺たちは校門を抜けて、坂道を下りわき道にあるサッカーグラウンドへとやってきた。
所謂俺たちはサッカー部ってヤツだ。
さて、今日も一日頑張るとするか。
俺は長い髪をゴムで縛り、更衣室に着替えに行った。―――入った時に着替え途中のヤツが本気でびびってたから蹴ってやった。
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