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厚志「到着っと」
デート相手よりも、一足先に到着した厚志。
時計に目を落とすと、まだまだ余裕がある為、ズボンのポケットから煙草を取り出し、愛用の羽の刻印の入ったジッポーで火をつけ、大きく深呼吸の様に煙を吐き出す。
厚志「ふぅー、いい天気だ。美咲と会うのが楽しみだな」
独り言を言いながら煙草をふかしていると、遠くから少し早足で歩いてくる女性がやってくる。
背は160程、髪は肩にかかるかかからないぐらいの黒で、透き通る様な綺麗な肌に整った顔立ち…一言でいえば美人だ。
そんな彼女が厚志の近くに申し訳なさそうな顔をしてやってきた。
「ごめ~ん、待った?」
厚志「いんや、全然!美咲のその顔好きだぞ」
彼女の名前は『北乃 美咲(キタノ ミサキ)』
美咲は、茶化された事から顔を赤くしながら、
美咲「こうチャンのおばか!」
…やっぱり可愛いと厚志は思ってしまう。
こうして二人のデートが始まった
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