Death of life

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Death of life 結果なんて存在しない  あるとすれば"死"だ。 なにをして頑張ろうが  その結果はそれだ。 だから結末は 分かっているのだから その"過程"を 楽しんでいこうか。 これは何についても言える かは、分からない。 だがあながち間違いでもないし   過程ってのは少しは 芸術的快楽や 欲求に満ち足りる 瞬間があるもんだ。 感性さえあれば 過程が苦しいものでも おもしろくなる。 なぜなら芸術的欲求に 応えてくれるものを 多く含んでいるから。 その満足感に浸っている時ほど 純粋になれる瞬間はない。 そしてまた過程を辿るが 同じことをしても もう欲求は満たせない。 なら次は? そう別のことへ vector<ベクトル>を向ける。 そうして人は 金持ちにも 賢者にも化けていく。 求めることを 已<ヤ>めたものには その地位は一生手に入らない。 だがまた挑んでみれば いいわけで、 結局してみれば 皆できるものだ。 たとえ苦しくてもつらくても 時が経てば 過去の記憶として美化される。 そして芸術的な思い出に 遵<シタガ>って また哀れに挑んでゆく。 人はほおっておいても死ぬ。 結果は誰もが分かっている。 それまでどれだけ足掻いて ゆけるかが人生だ。 これが僕の結論。
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