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自称涼宮ハルヒ、本名中村は、その後、クラスメイト達に好奇心からか、話し掛けられていたが、やはり、会話など繋がるはずがない。
どれ、俺もチャレンジして見よう。
「自己紹介のあれ、どこまで本気だったんだ?」
現在通りの台詞に中村の目がキラリと輝いた。
「自己紹介のあれってなに」
お前はとことん突き通すか、まあいい。
「いや、宇宙人がどうとか。」
俺も突き通してやろう、
「あんた宇宙人なの?」
「いや、違うが。」
「が、何なのよ。」
「やっぱなんでもない。」
「じゃあ、話し掛けないで、時間の無駄だから。」
「せっかくハルヒごっこに付き合ってやったのにか?」
「あんた馬鹿にしてんの?」
「さあね」
本人はごっことわかってやっているみたいだな。
余計にイタい。
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