出会い

5/21
688人が本棚に入れています
本棚に追加
/255ページ
自称涼宮ハルヒ、本名中村は、その後、クラスメイト達に好奇心からか、話し掛けられていたが、やはり、会話など繋がるはずがない。 どれ、俺もチャレンジして見よう。 「自己紹介のあれ、どこまで本気だったんだ?」 現在通りの台詞に中村の目がキラリと輝いた。 「自己紹介のあれってなに」 お前はとことん突き通すか、まあいい。 「いや、宇宙人がどうとか。」 俺も突き通してやろう、 「あんた宇宙人なの?」 「いや、違うが。」 「が、何なのよ。」 「やっぱなんでもない。」 「じゃあ、話し掛けないで、時間の無駄だから。」 「せっかくハルヒごっこに付き合ってやったのにか?」 「あんた馬鹿にしてんの?」 「さあね」 本人はごっことわかってやっているみたいだな。 余計にイタい。
/255ページ

最初のコメントを投稿しよう!