第一章~三年前~

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  「どうかした? 元気ないね」 「……ううん。何でもないよ」 僕がのぞき込むと、彼女はばつが悪そうに「大丈夫だよ」といって笑った。 「…………?」 この時、僕はまだ知らなかった。 いつも一緒にいた彼女と、会えなくなるなんて。
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