第一章~三年前~

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  それから僕は、いつもの様に彼女を彼女の家の前まで送った。 送るといっても彼女の家は僕の家の隣りで、数メートルも離れてはいなかった。 「んじゃ。また明日な」 僕はそう言って、彼女に背を向け手を挙げた。 「あ……!」 「ん? どうかした」
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