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酒井は決めた。
家族のために、もやもやマンになろうと。
もやもやマンという仕事はその難易度からエリート達の最終目標と呼ばれている。
そのため、給料はとってもとっても高額であーる。
年俸が100億モヤドルと言われている。
これは、一般家庭が100年普通に暮らせるような額だ。
そんな夢のような話に酒井は目を輝かせた。
「よし、決めた。」
そこに情熱が生まれた。
酒井家のモクテ、いや、希望の光は真一がもやもやマンになること。
この夜、酒井家は一つになった。
共通のモクテができたから。
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