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しばらくすると崖の下から人の声が聞こえた
「人の声が聞こえる」
幽棄が崖の下を見ると一人の女の子が見えた
「おーーい」
幽棄が力いっぱい叫んだ
「ん」
女の子が上を見上げる
「おーぃ ここだ ここ」
女の子が幽棄の存在に気づいた
「どうしたんですかぁ」
女の子が幽棄に問いかける
「見ればわかるだろ降りられないんだぁ」
「降りたいんですか」
「そう降りたいんだ誰か呼んできてくれ」
「降りたいんですかわかりましたちょっと待っててください」
バタッ
「ふぅ…とりあえずこれで助かる」
幽棄は大の字に寝そべった
バサッ
「よし」
「ん 何だ」
幽棄が崖の下を見ると女の子が絨毯を広げていた
「何してんだあの子」
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